なぜ金持ちは高級フレンチに行きたがるのか?

先週、高級フレンチのお店に行ってきました。
(そのときは知人にご馳走になりましたが)後で調べてみたら、1人前2万3,000円の価格がついてました。ワインも結構頼んでたので「1人前4〜5万くらいしてたんじゃないかな…」という価格帯。

美味しかったけど気が引けるー(^^;)

幸い、こういったときの作法や話題は苦手ではありません。なんとか知人に恥をかかせることもありませんでした。

というか…

なぜ金持ちは、こういう肩がこる場所で食事をとるのが好きになんでしょうね?

謎じゃありません?

もちろん今回ご紹介いただいた人は素晴らしい方でした。とても有り難い機会だったのですが「1万円そこそこのいい感じの居酒屋じゃダメなの?」って思いませんか?

それがダメなんです。
今回は、この辺についてお話したいと思います

年商1億を超えると増える謎の相談

実は、この手の相談を私たちは結構受けます。
事業が成長し「人を紹介したい」とか事業提携の話が舞い込むようになると、こういった機会が増えてきます。

高級フレンチ
高級な寿司屋
高級な中華料理屋。

あとは超高級なキャバクラ

「こういった場所での立ち振る舞い・作法・マナーがわからない…」といった相談です

経営者としてある程度成功しているからこそ「今さら人に聞けない…」と悩みを抱え込む人は少なくありません。

なぜ私にそんな相談が舞い込むかというと、むかし超高級な中華料理屋で働いていたから。また、財務という会社の裏側を知っている仕事柄、こういった場で具体的な話をするときの助っ人としてお呼びがかかることが多いのです。

そして相談とともに、多くの人が首をかしげます
「これって、勉強しなきゃいけないことですかね…?」と。

「自分が恥をかかないように」「知人に恥をかかせないように」というのはもちろんあるでしょう。でも常に「やるべきこと・考えるべきこと」が多いのが社長です。

特に、このステージの社長だと人材獲得や育成にも力を入れないと事業が停滞します。なので、なおさら忙しい時期です。「こんなことを勉強してる時間なんてないんですけどね…」と相談されるのです。

金持ちの論理〜彼らも時間がない

大成功したお金持ちの人たちには、常にたくさんの選択肢があります。こんな中で「起業したての人」と組みたいと思うでしょうか…?それよりもある程度成功し「余裕と実力を兼ね備えた経営者と組みたい」。自然とそう考えるものです。

ただご存知のとおり、事業経営者は多少のハッタリを使います(笑)
この見極めが大変です。ある程度ホンモノを見極める目を鍛えていたとしても…それでもガッカリする体験をたくさんしてきています。とりあえず組んでみる、という選択肢もありますが、実際の実力なんて、半年や1年経たないとわかりません。

ただ、これでは時間がかかりすぎます。

そこで「趣味・嗜好・遊びにお金を使う余裕があるか?」「自分の業界以外のこと、経済の話題などに目を向けるだけのビジョンはあるか?」を1度に見極める機会として、超高級飲食店が使われるのです。

そう、これも彼らなりの「時間節約術」なんですね。

誰も教えてくれない成功の秘訣

多くの社長がココの重要性を見落として、大きなチャンスを逃します。
ただでさえ「肩が凝るから」と敬遠しがちです

敬遠しないにしても、あまり準備をせずに行くので成果を得ることできません。結果「行っても意味がない」と決めつけてしまいます。

というのも…

厄介なのは、彼らのおメガネにかなわなかったとき「彼らは何もフィードバックをくれない」ことです。作法がわからなかったとき…話題選びに失敗したとき…彼らは何も言わず、愛想よく、私たちの目の前からいなくなってしまいます。

こういった話をすると「別にそんな人たちの力なんて借りなくていい。自分の実力で登りつめてやるよ!」という方も少なくありません。それはそれで結構です。

ただそれは、彼らの力を甘く見積もりすぎです。

彼らと立ち上げる1つの事業をキッカケに、ビジネス全体が一気に大きく引き上がることは珍しくありません。無論、それに頼りきりになるのは事業として危険ですが、そこで得る大きな実績や経験は、私たちの人生を大きく変えてくれます。

いまさら古い?

「成功したからって、高い腕時計や靴を買って着飾る…なんて今さら古い」

そう感じるかもしれません。しかし、実はこういった価値観が、世界的に見てもオーソドックスだったりします。

言葉が通じない海外では、持ち物で第一印象が決まります。
良い時計、良い靴、良いキャッシュカードを持つことは基本。

高級な葉巻を持っていたことがキッカケで意気投合して、事業提携が決まった…なんて話もフツーです。ワインのたしなみ方、レストランでの立ち振る舞いで商談が決まる世界です

これは別の視点から見ると…

成功者だけに開かれる裏口

と言えるでしょう。

一気に大きく成功する人は、相見積もりなんてとられません。
こういった場で趣味・嗜好で意気投合し、ビジョンを共有できることを確認し、大きな案件をどんどん獲得していくのです。

「今はそんな時間ない…」

そう感じるかもしれません。しかし、年商1億を超えたあたりからは、少しずつこの辺に関心を持ってみてください。「数年単位の時間の短縮」につながるはずですよ!

そして、例えば…
いま実際にそういったステージにいて…

「実際どんな話題選びをすればいい?」
「フレンチでワインを選ぶときは何を見れば?」
「高級中華料理で押さえておくべきマナーは?」

こういった疑問をお持ちの方は、ぜひ私たちにご連絡ください
押さえておくべきポイントをコッソリお伝えできると思います(^^)

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

追記・・・

情報系・専門技術系・サービス業 を営む社長向けに、年商1億につながりやすくなる売上拡大施策をまとめました。情報系・専門技術系・サービス業 の方はぜひチェックしてみてください。