先日、店舗ビジネスを開業したばかりの知人から相談を受けました。
初月は開業記念ってことで
お客さんが多く来てくれて快調だったんですが、
2ヶ月目からお客さんの数は半分以下…
売上が安定しないのが本当にストレスで…
と、先のことを考えては、1人不安を抱える毎日だそうです。
実際、この事業者さんは開業1ヶ月で初期投資の半分を回収できた、ということでかなりの好スタートを切っていました。ただ、売上の安定性が事業自体よりも精神的にキツい状況…
そこであるアドバイスやおすすめのツール等を紹介したところ、今はかなり堅調に売上を維持できるようになり、初年度から年商1億を超えそうです(というか、利益でも1億に手が届きそう…スゴい!)。
そこで今回は、彼にアドバイスした方法のうち、
再現性が高くて、効果も実証されているものを紹介したいと思います。
店舗ビジネスでよくある「売上の波 と 大きな不安」
実際、冒頭のように
「売上が安定しなくて不安…」
という問題を抱えている店舗オーナーさんは少なくありません。
✅ 家賃や、設備費、従業員の給料など、固定費はバカにならない
✅ 初期投資も数百万・千万単位であり、毎月借金返済もある
✅ 家族に心配をかけないためにも収入は安定させたい
このように考えるのは自然なことですし、
毎月安定した収入がなければ、精神的にもマイってしまうのは当然です。
ひと月で1000万円以上稼いだとしても、
次の月が300万円以下、翌月の売上もどうなるかわからない、
そんな状態のであれば「食えてても将来が不安」な気持ちが消えることはないでしょう。
実際、売上が安定しなくて起こること
実際、店舗ビジネスは「個人事業」として始めるケースがほとんどの中、、、
中小企業庁の統計では個人事業の廃業率は、
1年目で37.7%が廃業、
3年目で52.4%が廃業、、
5年目で74.4%が廃業、、、
と、厳しい数字が出ています。
これは単純に「売上が足りなかった」というだけでないでしょう。
これまでの多くの事業者さまからの相談から感じるのは…
「単発では売上を稼げてるけど、この不安定な状況がこれから先も続くのか…?」という先行きが見えない不安や、家族との関係から「サラリーマンに戻る」という選択をする方も多いんだと思います。
今回の記事は、そうした事業者さまにも役に立つはずです。
再現性も高く、効果も実証されてる
「売上安定につながる集客アップ術」です。
店舗ビジネスで「安定して売上拡大」するために必要なこと
なぜここまで言い切れるのか…
再現性が高く、効果も実証されている集客法が、
「広く出回ってる既存のプラットフォーム」を賢く使いこなす方法だから
です。もっと具体的に言えば、Googleやインスタ、LINEなど広く知られている一般的なツールを「ふつうの事業者さまよりも賢く活用する集客方法」だから、です。
一般的な店舗ビジネスの「売上が不安定」なワケ
というのも、
売上が安定しない店舗ビジネス事業者さんの多くが「ポータルサイト(比較サイト)+ インスタ」のように偏った集客手段に依存していることが多いのです。
飲食店であれば…
「食べログ・ぐるなび」といったポータサイト頼りか、
がんばっている事業者さんはインスタを更新している状況。
サロンやクリニック系であれば…
ホットペッパービューなどのポータルサイト頼りか、
がんばっている事業者さんはインスタを更新している状況。
士業や医療介護、ホテルや旅館業なども…
多くがポータルサイトや比較サイト頼りで、
がんばっている事業者さんでインスタを更新している状況。
このように、多くの事業者さんが「ポータル頼り + インスタで少しブースト」というケースがとっても多いです。
しかも「インスタ」に関しても成果に実感は薄く、
それがさらにポータル頼りに拍車をかける、という状況に陥っている事業者さんも少なくありません。
ポータルサイト頼りの事業者が吸い上げられてる「エグい収益額」
そしてこうした事業者さんが口を揃えていうのが
ポータルサイト頼りから脱却したいけど、
何をすればいいのかわからない
という不安で、、、
実際、これが大きな問題になっています。
例えば顕著な例が、ホテルや旅館などの旅行業。
Booking.comや、Agoda、TripAdviserなどに間に入られ、売上の8〜25%を手数料で取られています。さらにBooking.comや、Agoda、TripAdviserなどはホテルや旅館の意思とは別に「勝手に宿泊費を10〜20%を値引き」して利益を減らしてくる構造になっています。
実に、収益の20%から50%弱をポータルサイトの増減させられるんですから、たまったもんじゃないですよね。
こうしたポータルサイトは「特定業種の集客側を押さえる」ことで、業界全体から手数料を吸い上げる構造になっています(実際、旅行業に限らず、多くのポータルサイトが各事業者の売上の10〜25%の範囲で収益を吸い上げています)。
そして、こうした構造はもはや個人や中小企業レベルで覆せるものではない状況になっているのです。
店舗ビジネス事業者が使うべき3つのプラットフォーム
こうした構造的に不利な状況から挽回できるのが
「もっと大きな規模のプラットフォームを賢く使う」方法です。
ここでいう大規模プラットフォームは…
・Google
・インスタ
・LINE
といった、広くエンドユーザーに受け入れられたインフラツール。
多くの事業者が「ポータルサイト頼り」であるために、こうしたプラットフォームの「賢い使い方」を未だに知りません。
そして、これがあなたの事業にとっては大きな武器になるのです。
長くなったので、そろそろ本題に入りますね。
以下が、大規模プラットフォームを賢く使った集客アップ手法です。
プラットフォーム別 集客強化術

もしあなたが「インスタ投稿」をがんばっているなら…
もしあなたが「インスタ投稿」をがんばっているなら、その投稿をそのままGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に投稿することをオススメします。
内容はそのままでいいです!
画像とテキストを自社のGoogleアカウントに入って投稿するだけ。
実際効果的で、事例をこちらの動画でも解説しているので、ぜひ見てみてください(4分弱の短い動画です)
この動画でも解説していますが、この手法は、インスタ投稿とそんなに変わらない手間で、Googleの検索表示を格段に高める方法です。
特に「店名を知らないお客様」への表示が格段に増えるので、集客アップに直結します。
なぜこのようなことが起こるかというと、
Googleが「情報の更新頻度」を重視するから。
最新情報を定期的に更新する事業者はそれだけでGoogleを集客の味方につけやすくします。また、インスタの画像だけでなく、文章(インスタでいう「キャプション」)もGoogleにも投稿することで、その文章内のさまざまなキーワードを拾って、それがまた検索表示の増加に影響を与えるのです。
実際の事例がコチラ…
いずれも4〜5ヶ月で認知される数が3倍以上増加しています。
インスタ投稿で「Google集客が伸びる仕組み」のつくり方
しかも、今はGoogleへの投稿作業も一切必要なくなるツールもお手頃な価格であります。インスタに特定のハッシュタグをつけるだけで、自動的にGoogleビジネスプロフィールに画像と文章が投稿されるツールです。
>>> インスタとGoogleの自動連携ツールの詳細はコチラ
今インスタ集客を頑張ってる状態から、手間を一切増やさずに集客力を高めるオススメの方法です。
ぜひあなたも実践してみてください。
もしあなたが「Googleレビュー」を十分集められてないなら…
Google関連で、もう1つ、再現性が高く、効果が大きいのが
「Googleレビュー集め」
これは解説するまでもなく、あなたもご存知でしょう。
しかし、多くの店舗ビジネス事業者さんが
「レビュー集めればいいのはわかってるけど…」
と、実践できない状態でヤキモキしています。
理由は様々で
・「レビューお願いします」と声かけしづらい
・「レビューに特典をつける」のはGoogle規約違反
・お客様側も「何を書けばいいかわからない…」とレビューに消極的
などなど、「できない理由」は山ほど出てきます。
「レビューが自然に集まる仕組み」のつくり方
ここからが再現性が高く、効果を高めるポイントです。
突破口は「アンケートを入り口にしたレビュー収集」のツールを使うこと。
・アンケートなのでお客様にも自然に「ご協力ください」と声かけできる
・アンケート自体に特典をつけてもGoogle規約にはなんの違反にもならない
・設問に答えていくだけで、レビュー本文に変換されるのでお客様の負担感も小さい
アンケート回答から、AIの力を借りつつ、自然にGoogleレビュー収集につながるツールの詳細はコチラ
実際効果は出ていて、導入2〜6ヶ月ほどで格段にレビュー数が増加。
結果、
・Googleマップ上で上位表示されやすくなり
・レビュー数≒信頼 で第一印象が良くなり「選ばれやすいお店」になる
・「よかった」みたいな一言レビューがなくなり、お店の魅力をお客様のほうで高めてくれやすくなった
こうした変化を実感している事業者さんがたくさんいます。
>>> Googleレビューが自然に集まる仕組みの詳細を知りたい方はコチラ
もしLINE公式アカウントを活用しているなら…
3つ目の再現性が高く、
集客アップ効果が高い集客手法が「LINE公式アカウント」
これを「リピーター獲得」に活用する方法です。
小難しい手法は省きますが意識してもらいたいポイントは3つ。
①:売り込みメッセージは送らない
②:「売り込み」はリッチメニューに配置
③:「気遣い・フォロー」がさらに効果的
LINEリピート集客のポイント①:売り込みメッセージは送らない
LINEはカンタンにフォロワーを獲得できるツールですが、ブロックもカンタンな存在。
なのにLINEで「売り込み」や「クーポン」を送る事業者さんが多すぎます。
LINEはプライベートな時間に使うツールであるため、「売り込み」が送られてくるとそれが「悪印象」に直結しやすいことを理解しなければいけません。
売り込みメッセージの代わりに、ニューストピックや、プロの仕事を垣間見せたり、スタッフのエピソード、お客様のエピソードを紹介するだけで、お客様に抱かれる印象はとっても良いものに変化します。
「それが売上(リピート集客)にどう繋がるの?」と思われるかもしれませんが、そこでポイント2つ目です。
LINEリピート集客のポイント②:「売り込み」はリッチメニューに配置
売り込みはメッセージが届いたら必ず目に入る「リッチメニュー」に配置するのが正解。

実際このノウハウを掴むキッカケとなった事業者さんの例ですが…
ある日Aというキャンペーンを紹介するメッセージを流した時です。
売上の半分はAというキャンペーンからだったんですが、残りのLINEからの売上の半分はリッチメニューに配置していた別のキャンペーンBからの売上だったのです。
そこで発見しました。
LINEメッセージで直接「売り込み」を送る必要ないんだって。
メッセージは「リッチメニュー」を見てもらうキッカケづくりにすれば、「悪印象」を抱かせずに「売上(リピート集客)」に繋がるんです。
これ以上は長くなるので割愛しますが、ぜひあなたも「売り込み」は「リッチメニュー」に任せて、日々のメッセージから「売り込み」をなくしてみてください。ブロック率や開封率が格段に上がりますよ。
LINEリピート集客のポイント③:「気遣い・フォロー」がさらに効果的
同じ文脈で、予約をとるような業種(美容室やクリニック、士業など)なら、予約日をリマインドするだけでも「丁寧に対応してくれるお店」という印象を抱いてもらえます。
来店後1日、2日後に「その後お加減はどうですか?何かあればいつでもご連絡くださいね」みたいなフォローメッセージを自動で送るような仕組みを作るのも効果的です。
こうした気遣い・フォローは、
それだけでお店への好印象度を高めますし、
その度に「リッチメニュー」も見てもらえるからです。
リッチメニュー上では「予約」だけでなく「新着商品」、「季節の商品」など物販を絡めた構成にしておくと再来店時の単価アップにつながりますし、「また行ってみようかな」という意識づけにもなります。
正直、インスタ等よりもかなり直接的にリピート集客に影響するのがLINE公式アカウントの運用です。騙されたと思ってやってみてください。
>>> 詳しいやり方を知りたい方はこちらのLINEをフォローの上、直接ご相談ください
まとめ
いかがでしたか?
①:インスタとGoogle運用を統合する
>>> オススメツールはこちら
②:Googleレビューは仕組みで集める
>>> オススメツールはこちら
③:LINEは「リピート集客」に使う
>>> 具体的な方法はLINEで直接相談ください
これら3つを実践するだけでも、売上の上限を高めながら、大きく売上が上下するような不安定感から脱却することができるはずです。
実際、冒頭の店舗事業者さんは、今もGoogleからの集客アップを実感していて、リピート集客によって大きな利益を手にしています。
いずれも再現性が高く、効果実証済み
しかも「競合もあまり知らないし、知ってても実践していない」手法になります。
効果を実感しやすい3つなので、この機会にぜひ実践してみてください。
あなたの事業が大きく、そして安定して拡大・飛躍していくことを心から願っています!







