年商1億達成したい社長のための「他力本願」集客3選

(情報系・専門技術職・サービス事業者向け)

この記事は誰のための記事?

この記事は年商1000万から年商5000万円ほどの事業者、特に「これからどうすればさらなる事業拡大ができるか?」と考えている社長に読んでいただきたい内容です。

先日、年商3000万円ほどの事業者さんからこんな相談を受けました。

「事業は順調で、既存のお客様もいるし、集客パターンも1つか2つ確立しています。でも…ここから年商1億に届くイメージが湧かなくて…。新しい集客の仕組みもつくりたいんですが、試行錯誤する時間もないし、広告費も高騰してて…」

このような悩みを抱えていました。
この悩みメチャクチャわかります。とはいえ、今ご自身が持ってる武器・資産から確認していきましょう。

あなたがすでに持っている武器・資産

実際、僕のところに相談に来る年商2000万円から5000万円の事業者さんは、主に以下の3つの武器・資産をすでに持っています。

  1. 優れた専門知識
  2. 信頼と実績
  3. 1つか2つの「集客の勝ちパターン」

どれが欠けても年商2000万円から5000万円はいかないので、これらは今あなたも持っていることでしょう。

年商1億に到達できない社長が陥るジレンマ

では、これらの武器を持っていても
年商1億の壁を超えられない理由はなんでしょうか?

「大富豪の起業術」のマイケル・マスターソンは、年商1億への道筋で最もボトルネックになるのは「集客の勝ちパターンを見つけられるか」だと言っています。

しかし、現状はもっとシビアで、カンタンではないんですよね。
すでに持っている「集客の勝ちパターン」を、競合の急増や広告費の高騰によって失ってしまうケースも増えているからです。

実際、個別相談でこんな話をよく耳にします:

  • 新しい集客パターンを試したいけど、試行錯誤する時間がない(試すと既存事業の売上が落ちる)
  • 広告で集客を安定させたいけど、費用対効果が合わない(以前は5000円/件→今は2〜3万円/件)
  • 集客セミナーで学んでも、実践する時間がない(40〜50万円出してSNS集客を学んだけど、毎日の投稿・いいね・返信等で本業に支障)

こうした強烈なジレンマを抱えたまま、手をこまねいているうちに1年、2年、3年と時間が経ち…気づけば5年以上売上が伸びていない、という状況に陥るわけです。

年商1億を突破するには、1つか2つの集客パターンだけでは足りない。しかし新しいパターンを作る時間もコストもない…これが多くの事業者が直面している壁ではないか、というのが僕の考えです。

このジレンマを解消するのが「他力本願」という発想

そこで今回お伝えしたいのが、自分だけでゴリゴリがんばるのではなく、他者(他社)の力を賢く借りながら新規客を安定的に増やすという発想です。

僕はこれを「他力本願」集客と呼んでいます。

特にここで紹介する方法は「仕組み化」できるのが強み
自分の実働時間を極力増やさず、初期コストやリスクも最小限に抑えながら、他者(他社)との協力関係を築いて集客動線をつくるようになる、という方法です。

この発想に基づいた具体的な方法、それが次の3つです。

もったいぶらずに結論から…「他力本願」集客3選

  1. ジョイントベンチャー(JV)で集客する
  2. ココナラ等の集客プラットフォームを活用する
  3. GoogleビジネスプロフィールのMEO(クチコミ)を強化する

実際、これらの方法を使って僕自身やクライアント、経営者仲間が出している成果がこちら:

  • 他社の力を借りて900万円の新規案件を獲得
  • 年商10億ベースの事業をたった2年で構築
  • 月2〜3件の新規案件(月30〜60万)が安定的に入る仕組みを構築

これらは大きな広告費を使わず、毎日SNSで発信し続ける必要もなく、他者(他社)との協力関係を築くことで実現できるものばかりです。

それでは、各手法を具体的に見ていきましょう。


1. ジョイントベンチャー(JV)で集客する

まず最初にお伝えしたいのが、この「ジョイントベンチャー」という手法です。
なぜ最初かというと、最も大きなインパクトを生み出せる可能性があるからなんですよね。

ジョイントベンチャーとは?

簡単に言えば業務提携のこと。
2つの異なる強みを持つ事業者が組むことで、
お互いの弱みを補い合い、相乗効果を生み出します。

ここでポイントになるのが、次の2つのタイプの事業者です:

コンテンツホルダー

  • 価値の高い商品やサービスを持っているのに、集客動線が薄い人

リストホルダー

  • 顧客リストはたくさん持っているのに、利幅の薄い商品やサービスしか提供できていない人

この両者が組むことで、双方にシナジーが生まれるわけです。

実例で見るとわかりやすい:オイシックスの事例

たとえば、今では上場企業となったオイシックスは、創業当初この手法を使って販路拡大を図りました。

当時のオイシックスは素晴らしいサブスク型の商品を持っていたものの、販路がありませんでした。広告費も莫大にかけるのは避けたかった。そこで目をつけたのが牛乳宅配業者です。

牛乳宅配業者は毎日お客様と触れ合う機会があるのに、牛乳しか売れないから利幅が低い。そこでオイシックスは彼らに提案しました。「オイシックスのチラシを配ってもらい、成約すれば売上の一部をバックします」と。

結果はどうなったか?

  • 牛乳宅配業者:手出しコストなしで利益を伸ばすことに成功
  • オイシックス:成果報酬型でリスクなく販路拡大に成功し、短期間で上場を果たすまでに成長

これがJVの威力です。

身近な経営者の事例

もう1つ、僕の知る経営者の事例を紹介しましょう。

ある年商2億ほどのマーケティングのプロがいました。彼は最近、海外不動産投資のプロと一緒に素晴らしいサービスを開発したんです。

ただ、そのサービスをどう広めるか?そこで彼がとった戦略が、フォロワー10万人を超えるビジネス系YouTuberに宣伝してもらえるようJV関係を構築するというものでした。

結果、年商10億ベースが見込める事業をたった2年で構築しています。

僕自身の事例

僕自身もこの手法を活用しています。

ある学校経営コンサルタントが、クライアント数500校を超える教材会社とパートナー関係にあると判明したんですよね。そこで彼と共同でセミナーを開催し、私学広報案件を獲得しました。

結果、成果報酬込みで900万円ほどの案件を獲得できました。

このように、JVはコンテンツホルダーとリストホルダーが組むことで双方win-winの関係を構築し、広告費ゼロ・手出しコストゼロで、リスクを抑えながら売上拡大を狙えるのが最大の魅力です。

では次に、もう少し手軽に始められる2つ目の手法を見ていきましょう。


2. ココナラ等の集客プラットフォームを活用する

JVは大きなインパクトがある一方で、適切なパートナーを見つけるまでに時間がかかることもあります。そこで、もっと手軽に今日から始められる方法がこちらです。

どんな事業者にオススメ?

セラピスト、占い、ライター、コンサルなど専門知識を提供する事業者に特に向いています。

レビュー収集戦略が新規集客動線に成長する

この手法の鍵は、既存顧客を使ってレビューを集め、それが新規顧客獲得の動線になるという仕組みです。

流れはこうです:

  1. 既存客にココナラで出品開始したことを通知
  2. レビューを入れてくれることを条件に、割引や特典を提供
  3. レビューが10件、20件、30件と増えるにつれ、ココナラ内での表示順位が上昇
  4. 新規客からの問い合わせが自然に入るようになる

特にクライアントワーカー系にオススメな手法が、500円の事前相談を販売すること。無料相談よりもやる気のある顧客が来ますし、信頼獲得とレビュー収集もしやすくなります。さらに、安くて厄介なお客さんをやんわり謝絶できる、というメリットもあるのでオススメです。

実際の成果事例

年商9000万円ほどのマーケターがこの方法を活用し、安定的に月2〜3件の新規案件(月30〜60万)を獲得しています。

プラットフォームは競合が多い印象があるかもしれませんが、実際に安定してレビューを集められているのは1割程度。つまり、正しい方法で実践すれば今から参入しても全然遅くありません。

ちなみに、ココナラの規約上、プラットフォーム内から自社サイトへ直接誘導するのはNG(アカウントBANになるのでホントに要注意)です。ただ、きちんと信頼獲得できれば、お客さん自身が勝手に会社名・事業者名を調べて直接問い合わせてくれることも多いんですよね。その行動まで制限することはプラットフォーム側も無理なわけで…。

では3つ目、長期的に安定した集客基盤を作る手法を見ていきましょう。


3. GoogleビジネスプロフィールのMEO(クチコミ)を強化する

3つの中で最も「手軽に今日から始められる」のがこの方法です。ただし、効果が出るのは時間がかかります。その代わり、クチコミを集めるほど、集客しやすい状況を積み上げていけるのが最大の魅力です。

どんな事業者にオススメ?

店舗を持っている、清掃業、整体、工務店、クリニックなど専門知識や専門技術を提供するサービス業は特に重要です。

お客様はレビューを徹底的に見ている

これ、意外と軽視されがちなんですが、お客様は問い合わせる前に平均5〜10件のレビューを見ています

さらに、サービスが高額だったり悩みが深い場合は20件以上見られることも。その内容次第で問い合わせるかどうかを決めるんですよね。

選ばれるための基準

400以上の調査レポート・論文を分析した結果、★4.0以上、107件以上のレビューがあると、選ばれる確率が格段に高くなることがわかっています。

ただ多くの事業者が「MEOは知ってるよ」と言って実践はしないんですよね^^;
** 肌感覚ですが、正しく実践できている事業者は1%もいません**。
だからこそ実践することの価値がとっても高い。

成功している事業者が持っている「仕組み」

成功している事業者は、単にレビューをお願いするだけでなく、「自然にレビューが集まる仕組み」を持っているんです。

では、Googleを集客の味方にするポイントは何か?次の3つです:

  1. レビュー評価4.0以上をいかに維持するか
  2. レビューを定期的に集められているか(最新レビューが数ヶ月前・数年前だと「大丈夫か?」という不安を与える。Googleも定期的なレビューを高く評価します)
  3. レビューにきちんと返信できているか
  4. 店舗写真等も定期的に増やしているか?

この4つのポイントを押さえた「仕組み」を持っている事業者が、Googleを味方につけて集客を安定させています。逆に言えば、この仕組みを持っていないと、相対的に「仕組みを持つ他の事業者」に検索順位で負け続けることになるのです。


まとめ:「他力本願」集客で年商1億へ

ここまで3つの手法を見てきましたが、共通しているのは何でしょうか?

それは、多額の広告費をかけるのでもなく、成功するか読めない新手法に賭けるのでもなく、他者(他社)とwin-winの関係を作りながら自然に新規客が集まる動線をつくるということです。

この「他力本願」集客の良さは、次の3点に集約されます:

  • 広告費の高騰に左右されない
  • 1つか2つの集客パターンに依存しない
  • 自分の実働時間を極力増やさずに売上拡大できる

自分だけでゴリゴリがんばるんじゃなくて、他者(他社)の力を賢く借りる。
これが年商1億への近道です。


今日から始めるなら、まずはMEO強化から

正直、JVもココナラも素晴らしい手法ですが、今日から誰でもすぐに始められるのはMEO強化です。

そして何より重要なのは、MEOは積み上げ型だということ。クチコミが集まれば集まるほど、定期的に集まれば集まるほど、Googleからの評価が上がり、検索順位が上がり、新規客が集まりやすくなります。

つまり、始めるのが早ければ早いほど有利です。
1ヶ月後に始めるより、今日始めた方が1ヶ月分の積み上げができる。だからこそ、今日から始めるべきなんですよね。

ただ、ここに1つ問題があります。それは、「自然にレビューが集まる仕組み」を持っていないと、レビューが溜まらず安定した集客につながらない、ということです。

多くの事業者が「お客様にレビューをお願いしてます」と言いますが、これって心理的にもハードルが高い(「良い評価で投稿してほしい」という印象をお客様に与えるため)。

必要なのは:

  • 高評価レビューが集まりやすい仕組み
  • レビューの内容が新規問い合わせ・集客につながりやすい仕組み
  • 定期的にレビューが入る状態を自動化できる仕組み

これらを実現するために、僕が開発したのが
月1万円で使える「Googleレビューを自然に集める仕組み」です。

実際に導入した事業者の多くが、
3ヶ月以内にレビュー数が2倍に増え、今では集客の40〜50%はGoogleレビューからの集客に成長しています

もしあなたが「年商1億の壁を超えたい」「新しい集客動線を作りたいけど、時間も広告費もかけたくない」と思っているなら、まずこのツールを試してみてください。

→ [Googleレビュー収集ツールの詳細はこちら]


最後に:この記事の感想を聞かせてください

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

もしこの記事があなたの事業に少しでも役立ったなら、ぜひ感想を聞かせてください。感想をいただいた方には:

今回紹介した「他力本願」集客の中でも最もインパクトの大きなJV集客について、信頼できるJV相手を素早く見つける方法をまとめた動画
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あなたの事業が年商1億を突破し、全事業者の上位20%に仲間入りできる日を楽しみにしています!