最近とくにご相談をいただく時によく聞くワードがあります。
それは「昔はよかったけど、今はキビしくて…」というもの。
先日相談いただいたある事業者さんは「5年前までは年商2億くらいあったのに、今では半分くらい」原因として「担当者が急に辞めてしまったから」という事情があったようですが…
昔やっていたことをやり直せば売上は戻るのか?
「昔は2億いっていたんだから、また2億いくのは難しくない」という感覚もよくわかります。しかしここで注意が必要で…「下落の原因を特定しないまま、昔と同じことをやっても売上は戻らない」ことは大いにある、ということ。こうした状況でまず必要なのは「現状の見極め」何が売上下落の原因か特定すること。
あせって走り出すのでなく、
いったん立ち止まって現在地を確かめることです
①変化したものを見極め、②フォローする
事業では、変化するポイントがいくつもありますよね。
- お客様の嗜好が変わったのか?
- お客様を取り巻く環境が変わったのか?
- 競合の戦略や商品が変わったのか?
- 自社の運営体制が変わったのか?
冒頭でお話しした事業者さんの場合、2ヶ月ほどの時間をかけて1つ1つ調査してみました。そして今回導き出されたのは「競合の登場で強みを喪失した」というでした。
昔の成功体験は罠になる
独自の強みが、競合によって「強み」たり得なくなった以上、「新たな強みの創出」が必要です。
こんな状態で、昔の成功体験に引っ張られてしまうと数百万・数千万円単位のお金と、半年〜1年ほどの時間をムダにしてしまうところでした。
今その事業者さんとは「新たな強みの創出」を進めています。
もしあなたも同じように「昔はよかったけど…」と頭を抱えているなら「現状の見極め」に力を入れてみてください。メンドくさいですがやる価値はとっても大きいですよ。
ちなみに…
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