広告減らしたのに…「あれ?売上が伸びてる」

こんにちは。
お元気ですか?

最近、クライアントの方々とお話していて、ある共通の課題を強く感じています。それが…

「広告費を投じての新規集客が、年々難しくなってきている…」

というもの。特に「広告を使っての売上拡大のコスパが合わなくなってきた」という声をよく耳にします。

今回は、そんな状況に直面している経営者の方に向けて、実際に僕が事業支援している中で、成果を出している具体的な打開策をお伝えしていきます。

(少し宿題が多くなってしまうので、本気で売上アップにコミットできる方だけ、最後まで読んでいただければと思います)

市場は厳しくなってるのに、目標は常に高くなっていく

多くの事業会社では
前年比120%といった右肩上がりの目標設定が当たり前になっています。

ただ同時に、こんな現実にも直面しているはずです。それが冒頭でも離した
広告費に依存した売上拡大は、年々シビアになっている。

ということ。年々ネットに投じられる広告費が大きくなっている以上、この動きはある程度しかたないでしょう。この動きが逆に働くことは「ネット以外の広告媒体」が登場するまでは当分なさそうにも思えます。

ただ、朗報があります。

私が支援している事業者さまの中には、
広告費を削減しながらも前年比125%を達成している事例が出てきているのです。その秘訣を、具体的な数字とともにお伝えしていきましょう。

実践的な3つのアプローチ

1. CRMの強化:既存顧客との絆を深める

広告からの売上拡大が期待できない以上、やはり売上に一番に貢献するのは、既存のお客様とのつながりを強化すること。つまりCRM(カスタマー・リレーション・マネジメント)になります。

<具体的な取り組み>

  • メルマガとLINE運用の本格的な強化
  • 情報発信の頻度と質の向上

<実績>

  • リピート売上が直近8ヶ月平均で141%を維持
  • 広告費と比較して圧倒的な低コスト

多くの事業者さまがここに課題を感じながら、多忙すぎてここに着手できないでいますが、以下のような取り組みを織り交ぜて、安定して売上ベースの構築を進められています。

1日1分で売上1.5倍のからくり

2. プレスリリースの活用:話題化の力

第二に着手しているのがプレスリリースによる無料のアクセス収集。

昨今は「コトづくり」の時代です。商品スペックだけでなく、お客様が共感できるストーリーを作り込むことで、メディア関係者さんの力を借りることが、より重要になってきています。

<具体的な成果>

  • 前年160万円の企画が、一晩で500万円超えを達成
  • YahooニュースやPR関連サイトへの露出による自然集客の増加
  • 広告費ゼロでの新規アクセス獲得

これについてはまた別途記事を書いていきたいと思います。

3. 戦略的な商品開発:既存リソースの最大活用

そして何にせよ「今までと同じものを売る」という取り組みでは、売上の上限も伸びづらいのが現実。そこで「新しい商品づくり」にも積極的に取り組んでいます。

とはいえ、新商品開発には時間がかかるもの。
カンタンに3ヶ月から6ヶ月は飛んでいってしまいます。しかし、毎月の売上を安定的に伸ばすには、もっと効率的なアプローチがあるのです。

<具体的な戦略と実績>

  • 既存商品を組み合わせた新しいセット商品の企画
  • 新企画で2週間で500万円以上の売上達成
  • 前年180万円の企画を2ヶ月で1000万円に成長

ふつうの商品開発を進めつつ、毎月の売上拡大についてはこうした組み合わせ商品の企画によって安定して売上ベースアップを実現できています。このとき重要なのが、上記のプレスリリースでも触れた「コトづくり」

エンドユーザーの皆様が共感できるストーリーを作り込むことで、お客様との関係性を育みながらも、新規客を惹きつけることができます。

一発逆転ホームランを狙わないほうが安定した売上拡大につながる

広告費に頼らない売上拡大は、単一のアクションでは成し得ません。
一発逆転ホームランを狙わず、むしろ、複数のアプローチを組み合わせることで、安定した売上のベースアップが可能になるのです。

パワプロ風に言うと…
ホームランバッターを育てるのでなく
アベレージヒッターを育てるイメージ

すると安定的なヒットの中に
ホームランも混じってきて、売上がガツンと上がる、という感じです。

そのために大切なのは、お持ちのリソースを俯瞰的に見て、それらを効果的に組み合わせること。一撃必殺になりそうな取り組みに飛びつかないことです。

まとめ:あなたの事業でも実践可能な戦略

「広告費だけで売上拡大…そろそろ限界かも」

そう感じている経営者の方、ぜひ一度、自社のリソースを見直してみてください。

  • 既存顧客とのコミュニケーション状況は?
  • 商品・サービスのストーリー性は?
  • 既存商品の新しい組み合わせの可能性は?

これらを見直すだけでも、新たな可能性が見えてくるはず。

もし具体的なアドバイスが必要な方は、お気軽にご相談ください。
手持ちのリソースをどう組み合わせれば売上拡大につながるのか、一緒に考えさせていただきます。

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