あけましておめでとうございます!
新年のご挨拶がすっかり遅れてしまいました。
申し訳ありません。
とっくに2020年の事業がスタートしている時期ですね(^^;)
さて、なかなか衝撃的なタイトルだと思いますが…
これは誇張でもなんでもありません。
むしろかなり控えめに見積もって「100万円の売上」と表現しています。
業種によっては、200万円・300万円・400万円分の売上が知らないうちに奪われている…という話です。関係ない…と思っている人も知らないうちに大金を損しているかもしれないので、ぜひチェックしてみてくださいね。
何の話というと…
確定申告です。青色申告による65万円の税額控除…
これって、個人事業主にとってはボーナスみたいなもので、控除を受けられない場合は、多くの人が考えている以上の「大きな損」となります。
税引後の利益が65万円も変わってくるんです。
売上に換算したらどんなに低く見積もっても100万円にはなりますよね。
業種によっては400万円以上の売上に相当します(それでも純利益率16.25%…優秀な数字です)。
この65万円控除を「平凡なある行動」をとらないことによって奪われる人達がいます。何かと言うと…
通帳の記帳
「な〜んだっ…大した問題じゃない」
と、ここで読むのをやめないでください!
あと1・2分だけお付き合いください。
この時期…
通帳の記帳が意外に時間がかかり、これが原因で65万円控除を受けられない人たちが、私たちの経験上からたくさんいらっしゃるんです。
毎月通帳を記帳している人は問題ないのですが、通帳データが多く、まとまってしまった人は、明細を銀行に請求しなければいけません。
ただこのやり取りが非常に面倒だし時間もかかります!
どんだけ時間かかるんだよ…(-_-#)とイラつくくらい。
明細を電話で請求する場合、
✔︎ 書類を送ってもらい…
✔︎ そこに署名捺印して、送り返し…
✔︎ 「費用はお客様持ちで構わないか…」という当たり前の電話確認が来て…
そうして、送ってもらうまでに優に2ヶ月かかります(たったこれだけのやり取りなのに…)
年明けの今のタイミングであれば、2月頭には書類が揃います
今のタイミングに通帳記帳に手をかけていれば…2月頭には書類が揃います。
少しでも遅れれば、3月近くになり、そこから申告の準備をしていると期限を簡単に過ぎてしまうのです。
青色申告は3月15日までに申告作業をしてくれる人への特別なボーナス。
2年連続で遅れたりすれば、青色申告控除の資格も取り消されます。
特に今回は、消費増税後最初の申告…チェックも厳しくなる傾向に
特に2019年は消費増税で8%から10%に税率が上がりました。
税務署は、いろいろな事例を洗い出すために、チェックが厳しくなる傾向があります。
通帳は税務署が必ず目を通す資料ですし、金融機関も必ずチェックします。
「例年大丈夫だし、今年も大丈夫だろう…」
そう考えている人達が、増税後の厳しめのチェックで大変な目に遭うのをたくさん見てきました。
せめて…
この記事を見てくれたあなたは!
ここまで読んでくれたあなたは!
ヒドい目に合わないように「通帳の記帳」だけは、この時期に済ませておいてくださいね。
邪魔くさいのはわかりますし、
面倒くさいのもわかります。
3月近くなるまでは「税金のことなんか考えたくもない…」という気持ちも痛いほどわかります…。
でも、せめて「通帳の記帳だけ」は今のうちに済ませておいてください。
後になって後悔しないために、
今のうちに面倒くさいことを済ませておきましょう。
それでは、今年もよろしくお願いします!
P.S.
確定申告が億劫…「費用も時間もできるだけかけたくない…」という方はコチラ → 確定申告にかかる費用と時間を半分以下に抑える方法